手品家新宿店に出演中の、東北出身イケメンマジシャン「大和」

甘いマスクが特徴的な、イケメン若手マジシャン、大和。大学卒業時にマジシャンの道を志し、上京を決意。現在は手品家新宿店で活躍する彼の素顔に迫ります！

マジックを初めたキッカケを教えてください。

大和　大学のサークルでマジックを知りました。高校を卒業する前から、大学生になったら何か新しいことを始めたいなと思っていまして。中高は卓球をやっていたんですが、卓球は自分以外にも人がいないと練習ができないんですよね。一人で練習に打ち込めるものは何か無いかな、と探していた時にマジックを見つけたんです。

なぜマジックだったのでしょう？

大和　いつか社会に出る時の時に、何か一発芸を身に着けておいたほうが良いかな、と思っていたのもありましたね。笑

マジックサークルでの生活はどうだった？

大和　マジックを始めるつもりで入ったのですが、しばらくはジャグリングを練習していました。笑　ただ、僕は１年と経たずに辞めてしまったんです。その後は、本を読んだりＤＶＤを観たりしてマジックを勉強していました。覚えたら、周りの友達に見せたりとか。

そこから先は独学だったんですね。

大和　元々は、一人でのめり込めるのに惹かれて、始めたので。それで良かったのかな。その後は、ハマったり飽きたりの繰り返しだったんですが…大学三年生の時ですかね。お金がなさ過ぎて路上に出始めた時位から、更にマジックにハマっていきました。

お金がなさ過ぎて路上？！そのエピソードを詳しく。笑

大和　アイドルオタクをし過ぎて(※１)お金がなくなりまして。笑　路上に出て、マジックを見せて投げ銭をもらう生活を始めたんです。それまでは友達にしか見せていなかったんですが、全く知らない人に見せ始めたんです。それが物凄く楽しくて。アイドルのライブで全国ツアーを周るんですが、その度に遠征先の街でストリートマジックをしていました。

※１　当時ハマっていたアイドルグループは「ジュース・ジュース」。現在ハマっているアイドルグループは「マジカルパンチライン」

路上で学んだこと、変わったことはありましたか？

大和　コミュニケーション能力が高まったと思います。知らない人とお話しますし、最後にチップを頂くということを意識するので。

大学卒業後は？

大和　プロマジシャンになろうと思っていました。周りの皆が就活を始めた頃には、決意をしていました。路上で、知らない人にマジックを見せて、お話して、喜んでもらえる。その感覚が、やっぱり忘れられなかったですね。

実際にプロマジシャンになって、どうですか？

大和　あの頃思い描いていた姿とは少し違っていますね。株式会社(※１)に入社してマジシャンをやる、という選択肢があるとは当時は思わなかったです。東北にはあまりマジックを演じる場がないので、上京しよう！と決めて。その直後に、トリットさん(※２)と出会って「うちこいよ」と言われたんです。まさか、あれからほんの数ヶ月で、手品家新宿店に出演しているとは……。笑
※ １　株式会社マジックポット　全国でマジックバー手品家を運営している会社
※ ２　株式会社マジックポットの代表取締役。マジシャン。

マジックに対するこだわりを教えてください。

大和　ありきたりなことはしたくない。そして、誰が観ても楽しめる演技をしたい。と心がけています。僕は、スペインのマジシャンが好きなんです。心理学的な要素を取り入れたマジックを演じる方が多いんですが、マジックに心理学を取り入れると、すごく不思議で面白くなる。そういう演技に憧れがありますね。

今後のビジョンは？

大和　テレビにたくさん出られるようになりたいですね。僕がテレビに出て有名になれば、「テレビに出てるマジシャンのマジックを見た！」っていう特別な体験をお客さんに感じてもらえます。目標として、二年後までには少なくとも三本以上はテレビ出演したい！と考えています。

大和さんは……