高知から東京へ、ストリートマジックで日本横断!東邦新悟

唯一無二の全国チェーンなマジックバー「手品家」。その東京出店一号店・手品家新宿店の店長を務める東邦新悟さんにインタビューをさせて頂きました。巨体とロン毛、チャーミングな笑顔が特徴的な東邦さんは、なんと高知から東京まで、ストリートマジックの投げ銭だけで日本横断した経験の持ち主でした!

手品家新宿店の店長、東邦新悟さんです。
よろしくお願い致します!

東邦 よろしくお願いします!

マジックを初めたキッカケ・原点は何だったのでしょうか。

東邦 親戚が保育園の先生で、ちょっとマジックをやっていたようで。僕が5歳くらいの頃、たまにマジックを見せてくれたんですよね。それと、祖父が本をたくさん持っていたんですが、蔵書の中にトランプの遊び方という本がありまして。巻末に「マジックのやり方」が乗っていて、それを見てマジックを演じたのが初めての体験でした。

物心ついた時にはマジックに囲まれていた。
それからは、どういう経緯でマジックの腕を磨いていきましたか?

東邦 そこからはしばらくマジックからは離れていましたね。ゲームやテレビで見た面白いことを真似して、皆を笑わせる、みたいなことばかりしていました。マジックにもう一度関わるようになったのは高校生の時ですね。推理小説が好きでよく読んでいたんですが、推理小説って、マジックの描写がよく出てくるんです。それを見て、「そういえば小さい頃マジックやってたなぁ」って思い出して、再開したのを覚えています。

東邦少年は、どんな子どもだったのでしょうか。

東邦 スクールカーストでいうと中の中といったところでしょうか。笑 スポーツはできないけれど勉強はできて。笑いのツボの合う人と「面白いってなんだろう」って研究していました。
それと、憧れの人がいたんです。それは、アインシュタイン博士(※物理学の権威)。アインシュタインって、物凄く頭の良い人なんですけれど、同時にすごくユーモアのある人なんです。頭の良い人は、ユーモアがある。そんなイメージが僕の中にあって。そんな存在に憧れて、そうなりたかった。

アインシュタインに憧れる中高生!どうしてそうなったんでしょうか?

東邦 星が好きで、天文学者になりたかったんです。科学雑誌「ニュートン」を読み漁っていた時に、アインシュタインの存在を知りました。世界を変えるほどに頭が良いのに、ユーモアを忘れない。そんなアインシュタインって、超かっこいい!と感じましたね。僕、アインシュタインとルパン三世には近いものを感じるんですよね。かっこいいけれど、軽口叩いて、周囲を和ませて。どんな状況でも「面白いこと」を言えるのが、本当にかっこいいってことなんじゃないかなと思っています。

マジックのどんな所に惹かれていったんでしょうか?

東邦 面白いってなんだろう、とずっと考えていた青春時代だったのですが、「面白さ」には「意外性」が不可欠だということを感じていました。エンターテイメントって、意外な事が起きてはじめて笑いや涙が生まれると思うんです。想像の上を行くことで、感情の揺れ動きが生まれる。マジックには、意外性を生み出すノウハウが詰まっている。そんな所に惹かれていきました。
衆人環視というスリルもあったのかな。見られている中、誰にもバレないように仕掛けを施す。その緊張感は、快感に近いものがありますね。その快感をくぐった先に、お客様の喜びもあるような気がしています。

プロマジシャンになろうと思ったキッカケはなんだったのでしょう。

東邦 高知大学に在学中…といってもほとんど行っていませんでしたが、その当時はバーでバーテンのバイトをしながらマジックを人前で演じたり、サークルでマジックを練習したりしていました。もっとあけすけに言うと、バイト、麻雀、スロット、みたいな、クズ学生。笑 結局、7年在籍した末に除籍になったんですが、その頃「どうやら僕はマジシャンの中でも割と面白い方の部類らしい」ということに気づいて。笑 「ならやってみようか」と踏み出したといった感じでしょうか。
除籍になった後、マジックでストリートに出始めたんです。住所不定の野良手品師26歳。「所持金2000円で東京まで行ってやらぁ!」と、高知を飛び出しました。その旅の様子を2ちゃんねるで実況していったんです。ストリートでマジックを演じて投げ銭を稼いで、漫画喫茶で寝て、2ちゃんねるに日記を書き込んで。なんだかんだ、大阪や京都で寄り道をしながら、1年ほどで東京に辿り着きました。東京に辿り着いてからも、しばらくはその生活が続きましたね。ホームレスマジシャン。笑

ストリートマジックで日本横断!なかなかできない体験ですね。

東邦 良い経験になりましたね。ストリートでマジックを演じるというのは、マジックバーや出張マジックでショーをするのとは全然勝手が違います。芸が面白くなければ、興味が惹かれなければ、すぐにお客様は去っていってしまうんです。マジックが面白ければ、今日の飯が食える。面白くなければ食えない。そんな経験を日々繰り返していく中で、もう一つ気づいたことがあって。「僕は、マジックを面白いと思ってもらいたいんだ!」という、自分の芯みたいなものを会得しましたね。自分は、マジックを面白いと信じている。だから、自分の前に立ってくれた人にも、マジックを面白い、と感じて欲しい。自分がやりたいことがなんなのか、そこで初めて掴めたというか。

東京に辿り着いた後は?

東邦 最初はストリートを続けていましたが、段々とマジックバーで演じる機会が増えていきました。その中で、こんなエピソードがあって…。銀座にあるマジックバー十二時の西尾社長という方から「東邦くんはどんな手品師になりたいの?」と聞かれて、「お客さんを笑わしたいです!」と答えたんですよ。そうしたら「それは違う。笑って頂く、でしょ?」と諭されて、電撃が走りました。お客様の人生だとか、今までの体験だとか、今この瞬間の感情だとか、そういうことを尊重した上で、僕の芸を通じて、「面白い時間を、一緒に作る」っていう感覚を掴んだんです。これも、今の自分を形造る大きな気付きでしたね。
その後、大学時代に一緒にマジックサークルをやっていたマジシャン「トリット」の経営するマジックバー手品家が、四国から関西に進出するということで、僕も入社したんです。大阪に引っ越ししてからは、居酒屋にマジシャンを派遣する事業を担当していました。他には、結婚式場の専属マジシャンとして年間200席の披露宴でマジックショーを演じさせて頂いたり。それから、手品家三宮店・手品家梅田店・手品家新宿店の立ち上げ店長を担わせてもらって、今に至ります。

自分のマジックや演技に対するこだわり、ポリシーを教えてください。

東邦 根っこにあるのは、お客様に「マジック面白い」って思ってもらいたいということなんです。イベントの主催者の方には、マジシャンを呼んで良かったと思ってもらいたい。イベント参加者の方も、マジック見て良かったと思ってもらいたい。その為に、まずはお客様の価値観に寄り添うように努力しています。例えば、企業からのご依頼でしたら、まず経営理念を読み込んだりとか。
それと、依頼主様がなぜ僕(マジシャン)を呼んだのか、という点を考えます。「時間ピッタリで終わりたい」とか「この人を盛り上げたい」とか「マジックショーの前にはどんな催しがあって、後にはどんな催しがある」とか。例えば、結婚披露宴におけるマジックショーでも、いくつかやり方があると思うんです。お色直し中で新郎新婦が中座していたら、ゲストの喜びを最優先に。お色直し前で新郎新婦も一緒にマジックをご覧になる場合は、お二人の主役感が高まるようなショーを。披露宴の終わりがけに出番がある場合、その後に続く新婦のお手紙に繋がるよう、しっとりめの演技で終わるようにする、とか。

今後、東邦さんがチャレンジしていきたいことは?

東邦 「マジックってこんなことに使えるんだ!」という可能性にチャレンジしていきたいですね!プレゼンテーションを学ぶ、という研修でマジックのノウハウをお伝えしていくとか。マジックショーをお見せして、それを題材に何かを語るとか!世界で活躍したい、とか、そういう大きな野望は無いんです。むしろ、僕の手に届く範囲にいる人達が「マジックって面白いんだ」って思えるように、していきたいですね。

東邦さんの出張マジック依頼を検討されている方に、最後に一言お願いします。

東邦 僕は鉄板ですよ!笑 どんなシチュエーション、どんなご要望でも、ご依頼主様の目的を、想像以上の形できっちり叶えて参ります。できないことはきちんとできないと言いますが。笑

東邦新悟さんは……

  •  親戚の影響でマジックをはじめた
  •  面白い、とは何なのかを追及していた青春時代
  •  大学除籍後、ストリートマジックで日本横断
  •  マジックって面白い、ということを伝えていきたい!
  •  お客様に寄り添うマジシャンでありたい
    こんなマジシャンでした!

東邦 僕のマジックは「手品家新宿店」に来れば体験してみることもできますので、是非お試しに、見に来て下さい!

 

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東邦新悟さんにはここで会える!手品家新宿店


手品家新宿店のホームページはこちらから

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