東京新宿で大暴れなう!正統派マジシャンなおとの波乱万丈人生

手品家新宿店所属の、自称正統派マジシャン・なおとさん。マジックバー手品家の創業期から出演し続けている、Mr.手品家です。

その前半生は、波乱に満ちていたとか……!

早速、お話聞いていきたいと思います!

マジックを始めたキッカケは?

なおと 本格的にマジックを始めたのは、大学生の時ですね。高知大学奇術部に入部してからです。

小さい頃に、凄く厳しかった父がマジックを見せてくれた思い出もありますね。あの時父が見せてくれたマジックは、プロマジシャンになった今になっても、タネが分からない。笑 マジック番組もよく観ていた気がするなぁ。

 

奇術部へは何故入部したんでしょうか?

なおと 僕、大学で落ちぶれてたんですよね。クラスに居場所が無いので、大学祭の実行委員をやってたんです。委員の仕事で学内をフラフラしていたら、奇術部の練習風景に出くわしたんです。そこでは、棒が消えたり出てきたり、金属の輪っかが繋がったり外れたりしていた。

それを眺めていたら、当時の部長(現在のマジシャン・トリット。手品家の創業者)が近づいてきて、「マジック好きなの?やってみる?」と。で、僕も「はい」と言って。笑 それが始まりでした。

 

それから、どんな風に腕を磨いていったんでしょうか。

なおと 四六時中トランプをいじったり、ビデオを観て練習したり、先輩に教わったり、麻雀やったり。マジックを通じて友達が増えたのが良かったですね。

 

(麻雀……?)マジックのどんな所に惹かれたんでしょうか。

なおと 当時は、「凄い!」と言ってもらえることが何より嬉しかったですね。自分には居場所が無いと感じていたところに、自分の居場所が出来たような気がして。

当初は仲間内でマジックを見せあっていたんですけれど、だんだんそれだけじゃ収まらなくなってきて……デパートとかに出かけていってその辺にいる人にゲリラ的にマジックを見せるような生活を送っていました。

そこからプロマジシャンになるまでの経緯を教えてください。
かなり、色々な事件があったと聞いていますが……笑

なおと まず、大学入学直後に病気で入院してしまって、授業に全くついていけなくなってしまった。教授に「すみません。急な病気で入院していて……」と言ったら「まぁ単位は無いね!」と言われて「あ〜もうやーめたっ」となってしまって。結局、4年間通って、取った単位は6単位。一度転がり落ちた坂を登るのは無理だ。僕は別の坂を登ろう!と思いましたね。

 

大学入学直後に、マジシャンの坂を登り始めたんですね。

なおと 大学に籍は置いていたけれどほとんど通っていなかったので、実家に戻るという話が度々上がりました。でも、その度に僕はマジックがしたくて高知に舞い戻っていて。最終的には、地元で手伝っていた親戚の会社の仕事を放棄してまた高知に戻ってしまった。「あぁ、これはもう地元に戻れないな……」と思いました。

その時に、暮らしていけるかわからないけれど、大好きなマジックで生きていこう、と決意しました。奇術部部長だったトリットの家に住み込みで、プロマジシャンとしての修行を始めたんです。

 

マジシャンとしての生活はいかがでしたか?

なおと 当初、とある飲食店でマジシャンをしていたんですが、そのお店の売上があまり良くなくて。僕の給料はどんどん減っていって、最終的には「時給200円」で働いていました。仕事が終わった後、毎日叫びながら帰ってましたね。

 

時給200円ですか……壮絶ですね。

なおと その後、トリットがマジックバー手品家を始める、という話になり、僕に声がかかって、初代店長としてお店に立つことになったんです。当時22歳でした。自分が面白くなさ過ぎて、お客様からお金を頂くことすらためらったこともありましたね。

 

それからずっと、手品家で働いている。

なおと 岡山、広島、三宮、梅田、新宿……と、色々な所で働かせてもらいました。

マジックに対するポリシーはありますか?

なおと テクニックへのこだわりはあります。ただ、単にテクニックを見せびらかすのはマジックでは無いと思っていて。凄いテクニックを使うんだけれど、お客様からはそう見えないように心がけています。

それから、面白いこと、ですね。目の前にいるお客様に、笑って頂きたい。「このマジシャンばかだな〜(笑)」と思って頂きたい。マジックを通じて笑いを生み出す方法は、毎日毎晩追求していますね。

 

今後チャレンジしていきたいことはありますか?

なおと たくさんありますね。マジックに関わることでやったこと無いことはなんでもやってみたい。それから、今年は、R−1グランプリに出てみようと思っています。昔、お笑い芸人になりたいと思っていた頃もあったので。マジックを通じたお笑いにチャレンジしてみたいですね。

それから、将来的にはマジシャンが一生安心して働ける環境を作りたいです。40歳になった時、50歳になった時、自分含めた若いマジシャンたちは、今のキャラクターのままマジシャンを続けていられるのだろうか、と考えると、そうじゃない気もしていて。でもマジシャンはマジックが大好きだから、一生マジックに携わって生きていきたいはず。だったら、どういう働き方があるんだろう、というのを模索していきたいですね。

最後に一言!

なおと 是非、手品家に来て頂き、僕のマジックを観て下さい!もしもそれが難しければ、僕が出張してマジックをお見せします。こんなにも楽しいマジックというモノを、生で、ライブで観て頂きたいんです!

 

ありがとうございました!

 

なおとさんは……

  • マジックを見せるのが好きすぎてゲリラマジックをしていた大学時代
  • マジシャンとして生活を始めるも、時給200円で生活
  • 目の前のお客様に、笑って頂きたい
  • R−1グランプリに出てみたい!
  • マジシャンが安心して生活していける社会を作りたい

こんなマジシャンでした!

 

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なおとのプロフィールはこちら

マジック歴14年。毎日マジックバーで磨いてきた実力を持つ、個性溢れるマジシャンです。


なおとのテーブルマジック

一風変わったドン引きマジックから、正統派な超不思議マジックまで、どんなお客様にも対応可能。得意なテーブルマジックを至近距離で不思議と楽しさの感動を味わえるプランです。


なおとのステージマジック

正統派マジシャン・なおとの、不思議で笑えるステージマジック。なおとのお得意のストローマジック、シルクのマジック、ハトのマジックなど、場所や人数に応じてアレンジ可能です。

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