活躍中のマジシャンにインタビュー!第1弾は「TAKKI」さん

東京を中心に活躍する若手マジシャン、TAKKIさんにインタビュー!マジックとの出会いから、マジックショーに対するこだわり、映画「ハリーポッターと賢者の石」に対する熱い思いまで(?!)、TAKKIの全てを、大解剖しちゃいます!

それでは、インタビューを始めさせて頂きます。
TAKKIさん、よろしくお願いします。

TAKKI よろしくお願いします。

岐阜県出身。魔法使い(ハリーポッター)を目指した男

マジックを始めた原点・キッカケはなんでしたか?

TAKKI 小学校一年生の時に、映画「ハリー・ポッターと賢者の石」が公開されたんですよ。当時まだサンタさんとかを信じ切っていた頃で。魔法の世界にすっかりのめりこんでしまって、いつか魔法使いになりたいな、と思っていました。その後、マジックに出会った時に「マジックが一番魔法に近いのかな」と思って。

マジックに出会う前に、「魔法使いになりたい!」という想いがあったんですね。
マジックと出会ったのは何がキッカケだったんですか?

TAKKI 小学校三年生の時に、友達に誘われて、地元の市議会議員のおじさんがやっているマジック教室に行ったんです。そうしたら、友達よりもハマってしまって。毎年同じことしか教えてもらえなかったんですけど、結局小学校を卒業するまで通っちゃいました。笑

マジックの、どんな所に惹かれたんでしょう?

TAKKI 僕、親戚が凄く多かったんですけど、覚えたマジックを、親族の皆に見せたら、凄く喜んでくれて。それが嬉しかった、というのがありますね。

そこから、マジックにのめり込んでいった。

TAKKI マジックというか、しばらくは普通にサッカーを頑張ってました。笑 中学の時だったかな。サッカーチームでお世話になった人が、僕をマジックショップに連れて行ってくれたんです。それが衝撃的でしたね。何がどこにおいてあるのか、マジシャンにしか分からない。よく分からない道具ばっかり置いてある。僕からしたら、「オリバンダーの店(※)」でした。そこで、人生で初めて、マジック道具を買ったんです。このマジック(ジャンピングワーム)は、今でも僕の得意技です。
※映画「ハリーポッターと賢者の石」に出てくる、魔法の杖のお店。
それから、高校生の時に、例のお世話になった人が、僕を岐阜のマジックバーに連れて行ってくれたんです。そこで出会ったマジシャンが「原大樹」さん。原さんに「コンテストに出たほうが良いよ」と言われて、高校生の間はずっとステージマジックのコンテストに出続けていました。

どんなマジックでコンテストに出ていたんですか?

TAKKI 四つ玉やカードマニュピレーション(※2)といった、王道のステージ演目にのめり込んでいました。
※ マニュピレーション。器用さをアピールする演技。

コンテストにたくさん出ていた。
高校の頃から、人前でマジックを見せる経験をされてきたんですね。

TAKKI そうですね。最初の頃は、緊張してしまったり、練習不足だったりで、散々でしたけど。笑 それから、僕がコンテストに出ていた時期って、若手の優秀なマジシャンがたくさん出てきていた時期だったので「自分ってセンス無いのかな…」と悩んだりもしていました。

当時から、将来はマジシャンになろうと思っていたんですか?

TAKKI そうですね。小さい頃から、親に「自分の実力が試される仕事に就きたい」と言っていたみたいで。親もそれを応援してくれていました。完全に将来の道が定まったのは、一番最初にマジックショップに行った時じゃないかな。あのゴチャゴチャと道具が置いてある魔法の世界に、入り込みたい!って思ってしまいました。

上京。プロマジシャンデビューからの挫折と成長。

TAKKIさんのプロマジシャンデビューはいつですか?

TAKKI 何をもってプロとするかは凄く難しいですけど、本格的な活動を始めたのは上京してきた時……18歳の時ですかね。
有楽町にある「コパン・コパン」というお店に面接に行ったんですが、見事に落とされちゃって。そこで活躍するマジシャンの「RYO」さんを目の当たりにした時に、衝撃を覚えました。マジックだけではなくて、トークも、キャラクターも、ものすごく面白い。そこからは、自分よりも遥かに面白いマジシャンたちに囲まれて、ひたすらがむしゃらに技を磨いていきました。

プロマジシャンとして、何かが変わっていった。

TAKKI ものすごいプレッシャーがかかってましたね。コンテストの時は、ダメでも自分一人の問題ですから。誰かに頼まれてマジックを演じる以上、失敗はありえない。センスが無いとか言ってられない。ひたすら新しいマジックを覚えて……とにかく必死でしたね。
プロになってから半年後、「RYO」さんにもう一度面接してもらう機会があって。その時は、「自分だけのマジック」というか、ちょっとシュールな笑いを取り入れたマジックを演じたんです。そこで「RYO」さんから合格を頂いて、有楽町のコパンコパン、新宿のクオーレに出演することになりました。それが自信になったのかな。

半年で合格!大きな変化があったんですね。

TAKKI 最初は、マジックらしいマジックというか……ただただ不思議なことだけをやっていたんです。でも、それだけじゃなくて、「自分が面白い・笑えると感じているシュールな演出」を取り入れていきました。それが一番大きな変化だったかな。

キャラクターが定まったのもその頃。

TAKKI 新宿にある「手品家 新宿店」に出演させて頂くようになってから、また大きく変化しましたね。店長の「東邦新悟」さんや副店長の「なおと」さんが、物凄く自然体でマジックをされるので、見習ってみようと。殻を破ってみたんです。そうしたら、店長の「東邦新悟」さんから、「子どもの一人遊びを延々と見せつけられているような演技だ。良い意味で」と。笑 それって、自分のやりたいことにピッタリ当てはまる言葉だなと思って。

「僕の最高に面白い一人遊びを見てくれ」。笑

TAKKI 「僕は面白いと思ってる!どうですか!」というか。

究極の世界観を目指して。

自分のマジック、演技に対するポリシー・こだわりを教えてください。

TAKKI テーブルマジックとステージマジックで少し違いますね。マジックというと「非日常」なイメージが強いと思うんですが、僕は、テーブルマジックを「アホなことをやってる友達」みたいな空気で演じていきたい。マジックって、実はこんなに身近な、日常的なものなんだよ、ということを伝えていけたら良いな、と思っています。最終的には、マジックを通じてお客様と友達になっちゃうくらいの関係性になりたいですね。
逆に、ステージマジックは「非日常」で良いと思っているんです。それこそ「ハリーポッターの世界」というか。ステージの上では、どんな不思議なことでも起こる。僕がハリーポッターで感銘を受けたのは、杖で戦うとかそういうシーンじゃなくて、「その世界の中では魔法が当たり前のものとして存在している」という、世界観なんですよね。まるで映画を見ているような感覚になって欲しいな、と思いながら、ショーを作っています。

やっぱりここでも「ハリーポッター」が出てくる。

TAKKI そうですね。凄く印象深かった。

憧れ、目標にしてきた人はいますか?

TAKKI マジシャンの「原大樹」さんかな。人生で一番最初に見たプロマジシャンですし。世界でも活躍されていたので、目標にしていましたね。最近まではずっと原さんを目指していました。最近は「究極のTAKKI」を目指してます。

今後、マジシャンとしてチャレンジしていきたいことはありますか?

TAKKI 「マジシャン」と呼ばれなくなりたいです。お客様から、「あのマジシャン面白かったね」じゃなくて、「TAKKI、面白かったね」と思って頂けるように。マジシャン、という枠にとらわれずに成長していきたいです。お客様がTAKKIに触れることで、誰かに話したくなってしまいたくなるような、感動を与えられるような存在になりたいですね。

では、最後にマジックサーチらしい質問を。
どんな出張マジックに出演していることが多いですか?

TAKKI テーブルマジックとステージマジックは半々くらいですね。企業のパーティに出演していることが多いです。年間、50〜60回位、出張マジックに出演させて頂いてます。

TAKKIさんを出張マジックで呼んでみようかな、と検討されているお客様に、一言!

TAKKI リラックスしたい方、是非TAKKIをどうぞ!!!

笑。
他に何かないですか。

TAKKI ですよね。笑 あとは、英語が喋れるので、英語対応が必要な場でも問題なく演じることができます。
パーティやイベントの場って、マジックが好きな方も、そうでない方も、いらっしゃると思うんです。皆がリラックスして楽しんで頂けるような、そんな場を作りたい!そう思っています。

TAKKIさん、ありがとうございました!

  • マジシャンのTAKKIさんは……
  •  幼い頃は、魔法使いになりたかった
  •  高校生の頃から様々なコンテストに出場
  •  子どもの一人遊びを見ているような、独特の世界観でマジックを演じる
  •  お客様と友達になっちゃうくらいに仲良くなれる雰囲気を大切にしている
  •  英語対応もOK
    なマジシャンでした!

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シュールで笑えるTAKKIの世界。【テーブルマジック】プラン(32,400円〜)


シュールで笑えるTAKKIの世界。【ステージマジック】プラン(54,000円〜)


まるでハリーポッターの世界?!TAKKIのサイレント・アクト(108,000円)

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