ピン芸人、かつマジシャン!お笑い一筋CycloneZさんにインタビュー

手品家新宿店にも出演中、R−1ぐらんぷりなどにも挑戦を続けるピン芸人、コメディ&マジシャンのCycloneZさんにインタビューをしてきました!

現在の活動を始めたキッカケは?

Z 昔から志村けんさんが好きで、小学校四年生の頃くらいから芸人活動を目指し始めていたんです。中学時代にはオーディションを受け始めて、高校卒業したらお笑いの学校に入ろう、ということを決意していました。

お笑い一直線だったんですね!

Z それしか見えなかったですね。それで、色々な事務所に入って、コンビも何回も組み直して。最終的に、自分にはソロの芸風が合っているだろうということでピン芸人になりました。

お笑い・芸をしていく中で、マジックを取り入れ始めた。

Z 小学校の頃からマジックを人前でするのは好きだったんです。単に目立ちたがり屋だったのかな。笑 20歳くらいの頃から、ショーパブでバイトしてた時にお店の師匠がタバコを消すマジックをやっていて、真似して自分のお笑い芸になんとなく取り入れていたんですけど、それまでは本格的な練習はしていませんでした。

ある時、シノギを削って一緒にライブに出ていたキャラメルマシーンさだちゃんがサイクロンのタバコを使ったマジックを見て、「俺等もマジックネタやって見ようと思う!知り合いにマジックバー経営してる人いるから一緒にやらない?」と誘われて、マジックバーに本格的に出演し始めたのが転機になりました。そこからはズブズブにハマっていきましたね。

マジックバーに出る事で本格的に修行する様になってご飯食べれるようになったのは、さだちゃんの誘いのキッカケがあったおかげです。彼らは漫才、僕はピン芸人という違いはありますが、言ってみれば同門みたいなものかもしれないですね。「マジックを使ったお笑い」という意味では、ライバル視もしていますし、時にはアドバイスしあって、お互いのきっかけを作った良い仲だと感じています。

マジックのどんな所に惹かれましたか?

Z お笑いで「面白い」と言われるよりも、マジックで「凄い」と言われる方が快感だったのかもしれないですね。自分の場合、お笑いよりもマジックの方が人に喜んでもらっている感覚が強いというか。

ある人から「Zは笑わせるというよりかは、楽しませる方が向いてるね」と言われたことも大きかったです。お笑い界には、僕よりも顔やキャラが立っていて、面白い人はたくさんいるんです。

ただ、お笑いは小さい頃からの夢なので、絶対に捨てられない。そこで、好きで得意なマジックを芸に取り入れ始めてみたら、「それ良いじゃん、光ってるじゃん」と言われて。しっくり来始めたのはその頃ですね。

ネタはどのように作っていくのでしょうか?

Z R−1ぐらんぷり(※1)で優勝することを目標にし続けてきたので、毎年(R−1用に)ネタを作っています。これまで、2009年と2012年に決勝ファイナルステージに2度勝ち上がりました。2012年には、3612名中の6位までいきました。今でも毎年挑戦し続けています。

僕のマジックを使った持ちネタは、お芝居的なものからダンスを交えたショーまで、20種類位ありますね。ネタを考える時は、ずっと一緒にやっている仲間にアイデア相談する事が多いです。マジックバーで働いていた時に同僚だった元マジシャンで現在探偵社の社長に、構成作家として一緒にネタを考えて貰っています。ちょっとした失敗体験や、それって面白いじゃん、みたいな小さな出来事を拾い上げて磨いていくイメージかな。

例えば、僕の「モヤモヤマジック」は、凄そうで凄くない、マジックなのかなんなのかよくわからない事をひたすらするネタなんですが、キッカケは「メンタリストなんとかって、なんだか怪しくない?」という一言だった。笑 じゃあ思いっきり怪しいことしてみよう、と思って出来上がったネタなんです。なので、このネタは私だけの物じゃないので、メチャ仕事入った時はギャラ分けなきゃならないです。笑

※1 ピン芸人の大会。日本全国から現在、約4300人程の芸人が集結する。

マジックとお笑いの相性はどうなんでしょうか。

Z お笑いは3分間程度という短い時間の中に、何回笑いを積み上げたか、という勝負なんですよね。お笑いの筋肉がついている人たちの醸し出す「笑いの瞬発力」みたいなものに、マジックだけで競うのは相当難しい。説明が必要な複雑なマジックを選んでしまうと、説明を終えるまではボケられないんです。

それと、人間って「凄い」という感情を感じた後に、笑うことが難しいんですよね。ただ、僕はそれが好きなので、「マジックでいかに笑いを取るか」というのはすごく研究している方だと思います。

自分のエンターテイメントに対するポリシーを教えてください。

Z 珍しいもの、真新しいものを目指したい。オンリーワンの芸でやっていきたい、という気持ちがあります。「あの芸やってるのって、あの人だけだよね」と言われるような人でありたいですね! マジックに関していえば、仕掛けのあるような大掛かりな道具を使うよりも、お客様の身近にあるような道具を使って演じるのがこだわりですね。その方が、不思議が増すと考えています。

Zさんが今後チャレンジしていきたいことはなんでしょうか?

Z 海外に出ていきたいですね。ゴッドタレントとか出演してみたいです。2015年にメキシコでジャパン代表のゲストショーに出演した時にスタンディングオベーションを頂いて。あの感動が忘れられないんです!
お笑い芸人だけなら海外でやるのは文化の違いなんかもあって笑いのツボも違ったりで難しいかもですが、マジックを取り入れたら言葉ではなく身体で表現する事が多いので、世界共通でウケるものなんです。自分の芸が世界に通用するか、挑戦していきたいですね!

 

CycloneZさんは……

  • 小さい頃からお笑い芸人になりたかった
  • キャラメルマシーンSADAさんと刺激し合い、マジックを本格的に学ぶ
  • R−1ぐらんぷりで決勝進出したことも
  • マジックを取り入れた笑いの研究者
  • 今後、世界で活躍していきたい!

こんなマジシャンでした!

CycloneZさんの出張マジックプランはこちら

CycloneZのプロフィールはこちら

ダンス、マジックなどエンターテイメントを取り入れたコメディー&マジックを得意とする。 全てのこだわりは、今までになかったオリジナルコメディマジックをクリエイトし追求すること。また、映画やドラマ、PVでもマジシャン役で出演している。

お客様の人数によって料金が変動するプランです。人数や会場により、テーブルマジック、ステージマジック、コント風マジックなど、シーンに適したショーをお届けします!

CycloneZのステージマジックショー(108,000円)

お客様人数の多いパーティ、ショーにオススメ!40分のステージマジックショー。

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